C8コルベット トランスミッション 不具合
2022yモデル C8コルベット コンバーチブル
走行距離約30,000km
今回の事象は
走行中急なシフトショック過大、そのままエンジンストール
エンジン再始動後にチェックエンジン点灯及び走行中再びシフトショック大です。

様々な原因が考えられますが
テスターでエラーコードを確認したところ油圧低下の進行形エラーを確認
日米共にサービスブリテンにて公表しているDCTフィルターは10,000キロ走行時に交換済み
今回は更に点検診断していきます。

油圧低下のコードを確認しているので疑うべきはやはり
トレメック製のこのDCT


DCTフィルター【アウター側】は前回交換から20000.キロ経過したので一緒に交換します。


これだけでは改善しません。

DCTオイル全量抜き
オイルパンを外していきます。

インナー側のフィルターも交換します

中はとても綺麗です

さほど鉄粉は出ていませんでしたが
オイルパン内側も綺麗に清掃します。

交換後にDCTオイル補充
GM純正テスター テックラインコネクトを使用し
DCTのクリーンナップ作業 完全暖気を繰り返し油量の最適化 学習と
全てテスターを使います。AUTEL等の汎用テスターではこの作業は出来ません。
この一連の作業後にテスト運転し 問題なく完了です。

デュアルクラッチトランスミッション自体は
スポーツ走行、ワインディング走行等スポーツカーにとってはマストな
設定ですが、その実メンテナンスも非常にシビアです。
※日本車メーカーでもDCTとハイブリッドモーターを組み合わせたトランスミッション搭載した
車両が過去にありましたがトラブル連発でリコール出まくってましたね。
それくらいシビアなトランスミッションです。

マニュアルMTを自動変速させているようなイメージで考えて頂くと
イメージしやすいと思うのですが
機械的に半クラを再現するのが難しいんだと思います。
人間の脚ならクラッチ操作の微調整が出来ますが機械で自動的にとなると
細かな操作には限界あり。
フィルター含めたオイルラインも詰まりで油圧コントロールが閾値を超え
プログラムで定めた数値外によりDCT内の各所にそのしわ寄せが来ます。
今回の車両はエンスト後に再始動するとギアがNになりました。
フェイルセーフ システムの保護機能発動です。

とはいえスポーツ走行するのにこんな効率のいいミッションは市販車レベルで他にありません。
一兆一旦ありますが
トラブルを防ぐコツ みたいなのをあえて挙げるとしたら
・急発進 急加速 クリープ状態中な強アクセル操作
↑これは避けるべき。
・あとは定期的なメンテナンスです
ちなみにDCTを最も多く採用しているアウディやフェラーリポルシェなどの欧州車も
ディーラー等でオイル管理はシビアに見てます。
048-959-9419
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