2012y ダッジ デュランゴSXT ACジェネレーター 測定 交換

2012年モデル ダッジ デュランゴSXT

日本でも人気のモデルですが

今回調子が悪いとの事で、ご入庫。

エンジン始動後、回転数が下がりひどい時にはエンスト。

かろうじて走るもステアリングがオモステになる、様座な警告灯が点灯する等の減少。

もう既に勘の良い方はお気付きでしょうか。

ACジェネレータが悪さしてます。

日本ではダイナモ、オルタネータと呼称されてますが外国の方にも通用する呼称は

ACジェネレータ。夏場に多い傾向ですね。この故障。

交流を直流へ変換、ダイオード三相ステータコイルで発電変換する部品ですが

正常化か否か?判断するのは非常に簡単です。B端子発生電圧をテスターで測定

正常値は通常12Vガソリンエンジン車でエンジン始動14.1~V発生する筈です。

※車の12V定義は自動車用バッテリー6セル 1セル当たり2Vx6で12V

複雑な信号通信CAN等でない場合のクルマの電機は非常にシンプルです。

デュランゴのV6モーターはチャレンジャーSXT チャージャー 300などにも

幅広く使われるクライスラーダッジ ペンタスターエンジンです。

交渉の疑いがあるジェネレータ B端子測定で10V以下 

基準値下回りNGでした。

警告灯点灯は全て極端な電圧降下によるエラー読み取りです。

新品へと交換です。交換後はECUやBCM 脳ミソと呼ばれる各部品に異常が起きてないか?

弊社得意の高度診断機にてオールチェック。以上無し。

新品交換してハイ終了 では3流の仕事。

エアコンをLOで全開、灯火装置全点灯で電気負荷を意図的にシビアにし

再度測定、全てが基準値なのを確認しOKです。

バッテリーも新品へと交換※助手席シート下に存在。

夏場はエアコンの作動、急な悪天候によるワイパー作動、渋滞などが起因する

バッテリー、及び発電機が酷使される季節、

あれ、クルマの調子が変かな?の時は既に故障の前兆かもしれません。

最近のHV車にはジェネレータは廃止されDC-DCコンバータ[高度な蓄導電システム]で

集中コントロールしてます。時代の進歩ですね。

熟練のメカニック、高度診断機完備 お任せ下さいませ。

新旧デュランゴが揃ったので記念に。

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